鶴見区に対する思いと地域を支えるということ(写真多め!)

まいど、金児です^^

新しいHPで一発目のブログを書いております。ついにお引越しが完了しました!

昨年の秋ごろから時間をかけて進めてきましたが、本当に良いものになったと思います。

前のHPは私が自分自身でwordpressを学び、テーマを使って作成したものでした。(現PLASTの喜多さんに教えていただいたなー・・・懐かしい。)

あれはあれですごく思い入れがあるんですが、いかんせん自分がズボラな性格であることもあって、細かいところに手が届かない仕様になっていたので、今回のHPはそういったズレが補正されたものになったと思います。

Chiki Lab 森川さん改めてありがとうございました。

最近ありがたくも急激に面談の機会が増えまして、その中で鶴見区に対する思いをブログで読んできてくださってお越しになるかたが本当に多いなーと思います。今日はそんなところを含めて今までの会社の経緯もまとめて文章にしてみたいと思います。

なんで鶴見区に?

私が鶴見区でお仕事をし始めたのはかれこれ10年以上前。

病院を早々に退職した私は、鶴見区の訪問看護ステーションに勤務することになります。

この職場に勤めている時の出会いが起業のきっかけにもなり、ここまで思い入れのある街になるとはその時は思いもしませんでした。

介護保険事業のかの字も知らなかった私が、お仕事を通じてケアマネジャーさん、ヘルパーさん、福祉用具専門相談員、医師、地域連携室、などたくさんの人と繋がりいろんなことを教えていただきました。

その後、訪問看護ステーションからクリニックに転職し起業に至るわけですが、会社として初めて介護保険事業を始めるときに出会ったのが現リハビリンクデイサービスの物件です。

物件を探し始めて2ヶ月、今日決まらなかったら予定していた7月からの事業開始はできないなーと思いながら物件を見に行ったことを記憶しています。行ってスッキリ。その場でここで事業をやることを決めました。

今も私が続けている手つなぎ会という勉強会があるんですが、その仲間がたくさん鶴見区にいたことも大きな決め手になりました。鶴見区か城東区、どっちかやなーと思っていたんですが、こんなご縁でお仕事を始めることになったんですよね。

枚方まで社長さんにご挨拶にも行って、ステーションのご近所でデイサービスをやらせていただきますとお話しさせていただきました。

デイサービスオープン前の事業所で荷解きをしているところ。この時はまだ他のスタッフみんな別で働いてくれてて、仕事終わりに集まるまで基本ずっと一人でしたねー。

事業を続ける上で初めての危機

デイサービスをオープンして2年が経つ直前、新規事業としてケアプランセンターを始めようと現会社マネージャーの堀江と準備をしている時に来たのが何を隠そう新型コロナウイルスでした。

デイサービスは利用者さんの利用控えが急増し、利用率は急降下。

役1年半かけて満員になっていたデイサービスは稼働率が60%を割り込むほどにまで落ち込みました。私を含むスタッフ全員も不安と戦いながら毎日をこなすのに必死な日々を過ごすことになります。

その後、通所スタッフの訪問サービスを提供することになるわけですが、その際の対応を各地域包括や他事業所と共有することで普段なかなか連携を取らない方とも知り合うことができました。

時は流れ、新型コロナウイルスのワクチンが広がり少しずつ収束に向かうわけですが、この出来事で医療・介護・福祉が社会におけるインフラであるということをより強く意識することになりました。

また我々介護事業者が新型コロナウイルスに危機感を感じると同時に、地域のさまざまな事業をされている方も同様に不安を抱えていた中、なんとかできないかと私が取り組んだのがつるみトキメキMAPの製作でした。

”鶴見区のみんなで乗り越える”つるみトキメキMAPがくれたもの

”コロナ禍で困るさまざまな事業者と一緒に何かを作りたい”

そんな思いで声をかけて始めたのがつるみトキメキMAP企画。

普段から仲良くさせていただいている、事業者の皆さんと始めたら気づけば30を超えるお店や会社が手を挙げてくれて、一時的ではありますが鶴見区のイオンモールや区役所にも設置されることになりました。

つるみトキメキMAPは鶴見区で働く人、暮らす人が情報を共有できるために作られたもので、企画・編集・製作まで全て鶴見区の人で賄われました。

協賛も大きな企業が管理するわけでなく、個人の少しずつの協力で行われゆえにとても時間がかかりましたが、とびきり思いが詰まったものになりました。

私にとってこの事業がくれたきっかけやたくさんの繋がりは、今後の会社の方針、ひいては自分の生き方にまで大きな影響を与えてくれるものにまで昇華されたと思っています。

MAP製作の過程での学びや喜びは、より一層鶴見区に対する思い入れや、人の温かさに対する感謝が強くなった出来事といえます。

地域インフラの整備と支える人を大切にする会社であること

我々が会社として中心に据えている医療・介護・福祉の仕事は地域社会のインフラであり、地域のことをよく知る人が関わることのメリットが大きい仕事であると思います。

同じ地域で働いていれば、何かあったときにすぐに駆けつけることができるし、社会資源も共有できます。

利用者さんの生活に密着した仕事であるからこそ色濃く、そういった要素があるのではないかと思います。

できる限り地域に密着してサービスを提供することでより一層強い安心感をお渡しできると考えています。

familinkの掲げる3つのビジョンとして、関わるすべての人を家族のように大切にすることを掲げています。

これはクライエントだけでなく、スタッフに対しても同様であり、関わってくださるスタッフすべてを大切にしたいこと、スタッフの得意不得意が生きる会社にしたいという思いがあるため、事業はできる限り幅を持たせてスタッフのやりたいを叶えられる環境を整備しています。

一つの役割がうまくいかなくても違う役割なら生き生きと働けるかもしれない。

関わってくださるすべての人が前向きに働いていける環境づくりを大切に考えています。

最後に

長々と文章と写真で綴ってきましたが、これで終わりです!w

前のHPでのブログは本当にたくさんの人に読んでいただき、たくさんお声かけいただきました。

このブログも誰かの目に留まり、いつか会う誰かからお声かえいただけるのではないかと思います。

そんなあなたにメッセージ。

ぜひ一度会社にお越しください^^

ここに書ききれない、たくさんの私の思いをお伝えしたいです。ここに至るまで嬉しかったことと数えきれない悔しかったことを経て、今こうやって今私は真っ直ぐに仕事をしていられるのか。もし今の仕事や生活、生き方、なんかわからないけど不安や不満がある方がいらっしゃればぜひお話ししましょう。

たくさんの心強いスタッフに囲まれて、そんなスタッフみんなの出世や働き方を毎日考えることができて幸せです。

新たに一緒に地域を支えるお仕事ができる人と出会えることを楽しみにしています!