りんくるヘルパーステーションでは常勤・非常勤のスタッフを募集しています。募集要項に関しては、下部にリンクを貼っていますので、ご確認ください。
ここでは訪問介護業界、介護業界で働くスタッフに対する私の想いを書きたいと思います。
ご利用者様に安心を
私が介護業界に従事するようになり、はや10年近い時間が流れました。訪問介護の業界は慢性的な人手不足になっています。それもそのはず、この10年で病院での入院期間は短縮され、在宅で最後を迎えたいという風潮も後押しし、地域で暮らすお年寄りは年々増えております。本来ならお年寄りの増加に対して、介護スタッフも増えていかねばならないところが、理想的な形では増加していません。
その背景にはスタッフが働く労働環境や待遇に問題があると言われています。訪問介護というお仕事はなかなかに過酷なお仕事です。
雨の日も風の日も常にサービスを待つ人がいて、その人のおうちに伺う必要があり、なかなか替えが効きません。ある家庭では家族よりも密に利用者様と関わり、良い話だけでなく愚痴も含む日々の様々な話を聞き、その上で必要なサービスを提供する必要があります。誰でもできる簡単なお仕事ではありません。
そのような大変な仕事なのに、お給料面や環境面でなかなかに厳しい待遇が多くあります。結果的にスタッフの定着率は低く、離職率の高い業界になっているのです。利用者様を支えるスタッフの入れ替わりが激しいと、利用者様はどう感じるでしょう?
前述の通り、プライベートな情報にも触れる訪問介護スタッフ。できることなら、決まったスタッフにずっときて欲しいと思うのは普通の考えであると思います。
もし、精神的に辛いご病気をお持ちである方ならどうでしょうか?
さらに辛いお気持ちを抱かれることは想像に容易いです。
「どのように利用者様に安心を提供するか。」
これは訪問介護事業を展開することに決めたその時から考えている一番のテーマです。
スタッフに安心を
利用者様に安心を提供するには、まず支えるスタッフに安心を提供せねばなりません。このことを一番に考え、りんくるヘルパーステーションでは、全スタッフに雇用下で働いていただくことを決めました。(予定!wよほどの理由がある場合を除きます。)具体的にいうと、原則登録ヘルパーの制度を使わず、常勤or非常勤として働いていただく予定です。
登録ヘルパーの制度は働き手にとって、非常に融通が効く制度です。特に訪問介護現場において、中心に働いてくださる、主婦層においては「子育てや家事の隙間で一件だけ」このように働くことができます。
この制度は、実は事業主側にとってもメリットも大いにあります。というか事業主側にデメリットがほとんどありません。もし急にサービスがなくなった場合でもお給料が発生しませんから。登録ヘルパーの制度は、どうしてもお給料面で不安定な部分が生まれます。例えば週に3回、同一のご利用者様へサービス提供を行っている方がショートステイをご利用になった場合、週において丸々3回のサービスがなくなり、お給料がなくなってしまいます。
非常勤であればそのサービスがなくなった時間も、お給料が保証されますので安心して働いていただけます。ただ、サービス以外のお仕事をする時間ができることも事実です。弊社ではもし時間に空きができれば、事業所内で出来るお仕事はもちろんですが、その時間を利用してスタッフ同士でコミュニケーションを図ったり、お仕事に必要な知識の共有や相談、連携などに使っていただければと考えています。
スタッフの働きやすさ、コミュニケーションの取りやすさ、何より
「この事業所の一員として介護のお仕事をしている」
という、事業所に対する帰属意識を持って働くことを大切にしたのです。
長く、そして安心して働いて欲しい。そして利用者様に安心を提供して欲しい。
それが私の思いの全てです。
介護職が憧れる職業へ
長々と書きましたが、”介護の仕事のイメージを変えたい。憧れられる職業にしたい。”そういったチャレンジでもあります。
大変な仕事だけど、素晴らしい仕事です。
「ここで働いて良かった。」
「ここなら安心して介護の仕事ができる。」
「ともに介護の仕事のイメージを変えたい!」
こんな風に思ってもらえたら最高に嬉しいです。ぜひともに良い仕事を作りましょう^^
スタッフ一同、連絡を待っています。