多世代交流拠点”R∞P”開所決定!

まいど、金児です。

台風一過、暑い日が続きますがみなさんお元気にお過ごしでしょうか?

familinkはスタッフみんなで元気にお仕事させていただいております。

本日は、familinkの運営するリハビリンクデイサービス移転に関するお知らせと多世代交流拠点”ROOP(ループ)”開所に関するお知らせとしてこの文章を書いております。少し長文になりますが、最後までお読みいただけますと幸いです。

リハビリンクデイサービスを移転します!

コロナ禍を通して、デイサービスが社会に対して担う役割に関して、会社としてのビジョンが大きく変化しました。

誰もがリハビリテーションを受けられる環境を作ることを念頭に作った弊社のリハビリンクデイサービスですが、風呂・食事といった生活に欠かせない要素を持たせられないかを水面下で数年模索し、移転を決め、およその段取りが決まりましたのでここに報告させていただきます。

ここまで来るまでに、たくさんのスタッフ、外部で関わってくれているたくさんの仲間、本当にたくさんの時間と知恵をいただきました。心より感謝します。みんなありがとう。

工事の開始〜完了時期はまだ未定ですが、目標は年末年始オープンとしています。

コンセプトや規模など、私たちの思いが詰まりまくったデイサービスなので長くなりますが詳細に記載します。

初めてみんなで作ったデイサービス。愛着がありすぎて少し寂しいけど、何倍も良いものになります!
開設予定地:完全スケルトンのここがどう変わるのか?

大コンセプト:“街をリハビリテーションする会社が作る30年続くデイサービス”

場所:大阪市鶴見区横堤(区役所から徒歩3分)

大きさ:480hb(現行のリハビリンクデイサービスの約5倍になります)

小コンセプト

①“デイサービスをもっと地域に開けたものに”

現行のリハビリンクがリハビリテーションに特化したデイサービスであったのに対して、次のデイサービスはコロナ禍の経験を活かし、リハビリンクの良さを残しつつ、風呂、食事も取れる社会インフラの面も強化したものになります。コロナ禍を経験した私たちが現代社会に対して打ち出した1つの答えともいえます。また、建物内に一般の方も立ち寄れる喫茶コーナーや図書館のようなものを併設し、軽食を食べたり本を読んだり出来るように作っています。

ちなみにこの取り組みだけでなく、少し閉鎖的なイメージのあるデイサービスを街に開けたものにするために、たくさんの人が出入りできる仕組みを採用しています。

②“お年寄りと子供が当たり前に交わる空間”

デイサービスの機能訓練フロアを業務後に子供達のダンススクールの習い事に活用できるような建て付けにしています。(介護保険課と協議済み)お年寄りの皆さんのご送迎と、子どもたちの習い事への参加の時間、待機場所をほんの少し重ねることで、子供とお年寄りが当たり前にコミュニケーションを取ることができる場所にしていきたいと考えています。前述した地域に開かれた施設を作り、その中で共生社会、ごちゃ混ぜ社会、これらをこの地域で形にする建物にしていきます。

パートナーは@松谷慶(from studioflash) 泉州で大人気のダンススタジオとタッグを組んで作っていきます。

慶先生が代表を務めるstudio flashのHPは↓拠点を増やす、次のステージに行く、あの日話した思いが形になるまでもう少し!引き続きお願いします^^

③“デイサービスでご飯を食べるのが楽しみです”

デイサービスの食事が美味しくない、楽しみがない、このような声はよく聞かれますが、それは味に不満の出にくい均一な味を目指し、チルド食などを採用している弊害とも言えます。

リハビリンクでは毎回来るのが楽しみになるように、近隣の喫茶店@chabrickなどにお食事をご提供いただきご飯を食べるのが楽しみになるように仕掛けていきます。

友人で私の恩師でもある@中山陽平from有限会社わくわく と話した時に「金児ちゃんは運動の仕組み作りにはそれだけ本気なのに、なんで食事に対しては深く考えないの?」この言葉をいただいて、目が覚めました(笑)

食事から生まれるストーリーや街の繋がりにもしっかりと着目したものにします。ちなみにデイサービス内のキッチンはシェアキッチンとして機能する仕組みを採用しており、地域の飲食店や主婦などの挑戦の場としても機能させる予定です。

私の恩師でもある中山社長が経営する会社はこちら!長野から見守ってくれる安心感❤️感謝!

デイサービスのお食事を手伝ってくれるchabrickさんはこちら!美味しいのでぜひ食べにいってみてください^^

④“介護のプロが自立支援をお手伝い”

介護部門のプロデュースに、総会で基聴講演をしてくださった@横木淳平from株式会社STAYGOLDcompany を迎え、横木さんが提唱する介護3.0コンセプトを実践できるようにお風呂、トイレなどを設計しています。利用者が楽なだけでなく、利用者の持つ力を最大限発揮できる介護技術をスタッフは身につけていきます。弊社の訪問介護のスタッフ、通所介護のスタッフが交差し、かつ地域に対しても発信する。お年寄りの皆さんはデイサービスでも自宅でも安心して過ごすことができる。そんな安心できる街をfamilinkが作ります!

⑤“おしゃれでカフェのような介護施設? ―介護にデザインをー”

デイサービスの設計を香川県の@しわく堂さんという福祉建築も手掛けている会社さんにお願いしており、入った瞬間におしゃれで他と違うことがわかる建物になっています。今回の施設設計を担当してくださった平宅さんは私と横木さんで伺っている香川県の講座の受講生でもあります。その際の取り組みへの姿勢や仕事に対する考えに共感し今回のご依頼に至りました。デザイン性に目が向きがちですが、雨に濡れずに送迎車から乗り降りができる、鶴見区の中心地で横堤から3分の立地、などなど機能面もバッチリな建物になっています。見て貰えば絶対わかるはずです!

構想段階の模型がこちら。これができたきた時一気に自分たちの事業として現実味を帯びてきました。平宅さんありがとう!

まとめ”街に当たり前にあること、そこに人がいること”

デイサービスの構想段階の時のお話、弊社スタッフの「子供とお年寄りが将棋を指す場面って今は見なくなったよね。あれすごいよかったのにねー」この言葉から発想を膨らませていきました。今では公園でお年寄りが子供に声をかけると、変質者扱いされてしまうことすらある時代です。当たり前にあった交流から生まれる価値は大きくあったはず。この当たり前にあった地域での繋がりを取り戻すことを中心に据えて進めています。

この建物は規模が大きいことも踏まえ、たくさんの余白を残しています。その一つがキッチンであり、ホワイエ(溜まりの空間)です。たくさんの人が、ゆっくり溜まり場のように過ごすことができる。そこには医療職も介護職も住人も関係がない空間が生まれます。余白こそが、様々な可能性を考えることができるきっかけになると思うのです。

まだまだ語り尽くせない新デイサービス。いっぺんに書くと情報量が多すぎるので、今回はここまでにします。

今回のデイサービスプロジェクトは上記に挙げたパートナーはもちろんですが、社内だけでなく社外にもたくさんの強力な仲間と一緒に進めています。

デイサービスのキービジュアルをつるみトキメキMAPを一緒に作った鶴見の絵描きアーティストでイラストレーターの@しみずゆかにお願いし、全体のプロジェクトデザインをフリーデザイナーの@しものあやこ(from ichi-design)にお願い、ライティングからストーリーライターを@HARU(from heart&creation)にお願いしております。

文中にはお話できていない仲間のみんなの紹介を私からさせてください^^

しものあやこ(from Ichi-design)

フリーランスや個人事業主などビジネスを始めたばかりの方から法人まで、依頼者に沿ったプランで様々な融通にも聞いてくれるあやこさん。今回も私の想いに賛同して一緒にプロジェクトを進めてくれてます!ありがとうございます!

しみずゆか(絵描アーティスト)

つるみトキメキMAP企画からご一緒させていただき、とても暖かくて優しいイラストを描いてくれるしみずゆかさん。今回のデイサービスもその時の繋がり、経験を踏まえて彼女にビジュアルを描いてほしくて依頼しました。思いをイラストで形にしてくれる強い味方です!ありがとうございます!

水樹ハル(クラウドファンディングライター)

私が介護事業を始めて二年目にハル君と出会って、その時に描いてもらった私の自分ストーリーは本当にたくさんの人のもとに届き、今の活動を進める上で本当に大きな力になってくれました。今回また一緒にお仕事をさせてもらえることになって、めっちゃ嬉しいです!お願いしますね^^

これだけの最強チームと一緒にこのプロジェクトを進められることを心から嬉しく思いますし、ここからどんな展開を見せるか?

私自身が楽しみで仕方ないです^^

次回からはこのプロジェクトの進捗を届けるとともに、新たな続報をお届けしていきます。

お読みいただきありがとうございました!